中間色の床から考えるインテリアコーディネート

こんにちは、インテリアコーディネーターの辻です。

今回は「中間色の床」で作るインテリアです。

「中間色の床」といえば、実家の床の色というと思い浮かべやすいでしょうか?
ちょっと古臭いなんてマイナスなイメージがあるかもしれませんね。

庭の窓際にソファーとテーブル。床は茶色。

この中間色は使い方によってとてもかっこいいインテリアを作ることができます。

「中間色の床」+「男前インテリア」

中間色の床と相性バッチリなのが近年高い人気をほこる「男前インテリア」。文字通り男っぽいインテリアということです。

「カフェ風インテリア」「ブルックリン風インテリア」「インダストリアル風インテリア」「アウトドアスタイル」など男前インテリアの中にも様々な系統はありますが、どの系統にも当てはまるポイントがいくつかあります。

フローリングに渋い色のソファーとテーブルで男前インテリア

「無骨」「クール」「ラフ」「ビンテージ感」

そんなイメージを作るのは、大きな節をそのまま使ったオークの家具や、工場で使っていたような足場板、アイアンやスチール、革など、素材をそのままいかしたインテリアが特徴です。

そんなインテリアに、時を経て飴色になったような中間色の床はそのままでも相性ばっちりです。

そこに好みのイメージに合わせて小物を選んでいきましょう。

「中間色の床」+ミッドセンチュリー

中間色の床とミッドセンチュリーインテリア
根強い人気をほこるミッドセンチュリーインテリアにも中間色の床はぴったりです。

ミッドセンチュリーとは、1940年代から60年代頃、主にアメリカで生産された家具やそのデザイン、それらの家具を使用したインテリアのスタイルのこと。

第二次界大戦が終わり、工業化が進み、新しい技術や、大量生産が可能になったこと、そして住宅の需要拡大とともに家具の需要が植えたことを背景に、家具の世界でも新たな素材や製法がたくさん生まれた時代。

イームズや、ジョージネルソン、イサム・ノグチなどこの頃にデザインされた家具はデザイナーズ家具として今でも大変人気が高く、復刻版が制作されていたり、比較的手に入れやすいリプロダクトの商品もたくさん販売されています。

デザイナーズ家具は置くだけでインテリアの核を作ることができます。お気に入りの家具を暮らしに取り入れると日々の楽しみに。ぜひお気に入りの家具を見つけて見ましょう。

デザイナーズ家具の他にもミッドセンチュリーインテリアをつくるポイントがいくつかあります。

素材
プラスティックや整形合板など、はミッドセンチュリーの家具の代用的な素材。木や、金属、ガラスなど様々な素材との組み合わせを楽しみましょう。
斬新な色合いが特徴的なミッドセンチュリーインテリア。色味も濃く、コントラストの強いのも特徴です。
小物
大きなデザイナーズ家具はなかなか手に入れるのは難しくても、小物なら取り入れやすいです。この時代のデザインは特徴的なものが多いので、時計や照明など、小物でもしっかりイメージを作ることができます。
ミッドセンチュリーインテリアのあるリビング
ラグが特徴のインテリア。個性的なアイテムのミッドセンチュリーインテリアには好相性。
グレーの壁メインのリビング
深いグレーの壁にコントラストの強いイエローが効いています。
星型多角形の時計

どちらの写真も、家具のデザイン自体はシンプルですが、壁にデザイン性の高い時計をもってくるとさらにミッドセンチュリーな雰囲気がぐっと高まります。

「中間色の床」+「北欧インテリア」

中間色の床は、北欧インテリアに使われているチークやオークの色。北欧のインテリアとも相性ぴったりです。

木造メインのダイニングテーブル
中間色の床に、家具の色を合わせた例。北欧の家具は相性ぴったり。品のよい北欧ビンテージスタイルを作ることができます。

北欧インテリアの作り方はこちらを参照

中間色の床でも、明るく、柔らかい雰囲気を作りたいのであれば、これまでもお話してきたように、床のイメージを抑えるために、ラグや他の家具の色で調整をしていきます。

白+グレー+植物でまとめた部屋
背の高い家具はホワイトに、大きな家具や、ラグは、優しいグレーでまとめて、濃い色が見える面積を減らしています。
見える色のバランスを調整して中間色の床ながら、優しい雰囲気のインテリアに。
黄色いラグと植物とチェア
こちらは黄色いラグがポイント。北欧らしい幾何学模様のラグで一気に空間を明るく仕上げています。

いかがだったでしょううか?
次回は、インテリアブログ最終回、「中間色の床」の続きと、「濃い色の床」でつく作るインテリアをお届けいたします。

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