こんにちは、インテリアコーディネーターの辻です。
今回は総まとめです。
「中間色の床」で作るインテリアの続きと「濃い色の床」で作るインテリアを見ていきながら、「床の色から考えるインテリアコーディネート」のコツをおさらいしていきましょう。
床の色の濃さでイメージは変わる
前回のブログでは「中間色の床」で作る「男前インテリア」「北欧インテリア」「ミッドセンチュリー」のインテリアを見てきました。
そこで見てきたように、床の色が濃くなるほど「重厚感」「落ち着き」「大人っぽい」「洗練された」「かっこいい」などのイメージが強くなります。
こちらも、明るい色の床と比較すると、随分と受ける印象が異なることがわかります。
「濃い色の床」になると、さらにその印象は強まります。
壁の石や、照明のガラスなどでさらに、高級感が感じられます。
床の色とインテリアの関係
これまで、白に近い床から順々に様々なインテリアを見てきましたが、空間を構成する大きな割合を占める「床」は、その空間のインテリアのイメージを作るのに大きな役割を果たします。
けれども、これまで見てきたように、けっしてその床の色で、作るインテリアのイメージが決まってしまうわけではありません。
インテリアはその空間にある、色、形、素材など様々な要素のバランスで決まります。
あなたが目指すインテリアのイメージが、床のイメージに合えばもちろん、その床の色を生かしながらインテリアを作っていけば良いでしょう。
しかし、思っているイメージが逆であれば、反対のイメージを持つ素材を足していけば良いだけなのです。
床の色とあわせたインテリアの例
中間色の床のインテリア例
濃い床のインテリア例
少し雰囲気を崩したいときは、ラグを敷いたり、少しイメージの異なるアイテムを足すとよいです。
床の色に合わせた北欧スタイル
ポイントは床に敷いたラグや、クッションや壁にかけた小物の明るいカラーです。
こちらの写真は壁も床に合わせて濃い木目を使っているのでさらに落ち着いた雰囲気がありますが、木目の壁がホワイトになれば、濃い床でもさらに軽やかな印象になることでしょう。
最後に
いかがだったでしょうか?
インテリアはとっても自由です。
お洋服を選ぶときのように、ビシッとフォーマルに決めるのも素敵だし、古着やスニーカーで崩した格好だって素敵。そんな風にインテリアも足し算引き算をしながら、楽しんでくださいね。