今日から12月。
我が家の目の前は一面畑で、この季節、霜が降りた景色に朝日が差し込む様子はなんともいえません。
寒くなるとお外に出るのも億劫になるけれど、そんな時はお家時間を楽しむチャンスです。
今回は、今の季節をしっかり楽しめる、自然素材を使ったナチュラルなクリスマスのホームデコレーションをご紹介します。
本場、ヨーロッパでは、この季節になると木の枝や草の葉、松ぼっくりや木の実などをバスケットいっぱいにいれてお散歩から帰ってくる人たちをよく見かけるそうです。それらは、季節を感じるとっておきのホームデコレーションになります。
素敵な習慣ですよね。私たちも準備するところからとことん楽しんじゃいましょう。
山に材料の収穫へ。
私の住んでいる三豊市には小さなお山がぽこぽこあって、私にとっては生まれた時から見る馴染みの風景ですが、県外から来られた方には「日本昔ばなしの景色みたいだねぇ」とよく言われます。
気軽に行ける小さなお山が近くにあることは、とってもありがたいことかもしれませんね。県道から少し入るとすっかり森の中。
都会に住む方はなかなか気軽に行ける山などないかもしれませんが、公園などでもドングリや松ぼっくり、木の枝や木の葉など、自然の恵みをいろいろ見つけられるのではないでしょうか?
リースを作って飾ってみる。
まずは、インテリアで人気のあるフライングリースをつくってみます。
材料は採ってきた植物たちと、細めのワイヤーのみ。
植物の向きを揃えてさす。フローリストのお友達が教えてくれたポイントです。
自然素材のストローオーナメントとの組み合わせも◎
使う色を限定すると、また雰囲気が変わります。
植物だけでもお洒落なインテリアに。
貼り付ける布を変えるとまたイメージが変わります。
白のリネンに合わせて黒のリネンをまいて。モノクロのツートーンにするとシックな大人な感じに。リバティプリントなどを巻くと可愛い感じになります。
これなら、お子さんのいないお家や、ツリーがないお家でも気軽に楽しめます。
キャンドルと一緒に飾って、さらに冬らしく暖かく。
そしてもう一つ。冬のインテリアを楽しむのにぴったりなアイテムがキャンドルです。
ここでのお手本は「ヒュッゲ」スタイル。
北欧インテリアの人気と共に「ヒュゲ」が注目されていますが、「ヒュッゲ」とはデンマークの言葉で、心地よいことや幸福であること。ひいては、親しい人と過ごす時間そのものをさします。
国民の幸福度の高い北欧の秘密の一つには、この「ヒュッゲ」の精神が根付いていることも大きな要因ではないでしょうか?
彼らは「ヒュッゲ」=幸せな時間を日々の暮らしの一部に自然に取り込んでいるのです。これは、北欧の長く陰鬱な冬を居心地よく過ごす為に生み出された生活の知恵のようなもの。
お友達を招いて一緒にご飯を食べたり、家族との時間を大切にしたり、季節を感じて、お花をお部屋に飾ったり。そして寒く暗い冬には、花を飾るようにキャンドルを飾ります。その温かな灯りには人を集め、心を癒してくれる効果があります。
その他にも、キャンドルに火を灯した時に発生するマイナスイオン効果や、アロマとの相性も抜群。香りのあるキャンドルは、温められることで香りがお部屋に広がります。
何より、オール電化の家庭も増えている今、暮らしの中で火を感じる機会はとても大切なのではないかと思うのです。
インテリアで楽しく、暖かいお家に。
さぁ、これからが冬本番!寒い冬はいつもよりぐっと、人の、お料理の、お家の暖かさを感じられる季節です。
冬。楽しんで行きましょうね。