こんにちは、インテリアコーディネーターの辻です。
季節にあわせたインテリア
これからジメジメした梅雨の季節。
そしてその後やってくる本格的な夏に備えてインテリア変えてみませんか?
みなさん、季節によってお住いのインテリアは変えていらっしゃいますか?
実は、視覚による体感温度の差は意外と大きく、インテリアを暖色系のものから寒色系のものに変えるだけで、体感温度が3度も変わると言われています。
お洋服と一緒にインテリアも夏仕様に衣替えして、ジメジメ暑い夏を気持ちよく過ごしましょう。
今回は、お部屋の印象を大きく変える窓周りです。
カーテンで部屋の雰囲気を変えよう
みなさんは、カーテンというとどういうものを思い浮かべるでしょうか?
たいていの方が厚手のドレープ生地と、その奥にあるレースの生地を思い浮かべるのではないでしょうか?
最近の傾向として、カーテンはシンプルなものを選ばれる方が多いようです。
お部屋のインテリアに合わせて、ベージュやブラウン系のドレープ生地に白いレースカーテン。もちろん素敵です。
でも、カーテンってとっても自由なんです!カーテンを変えるとお部屋の雰囲気ががらりと変わりますよ。
夏のオススメは「レースカーテンにこだわってみる」
軽やかなレース地は、見た目も涼やか。
レース地を1枚通すことで、光をお部屋の中に柔らかく拡散してくれます。
風をうけてはらりと浮かび上がる様子や、レース地に影が落ちる様子。その影がちらちらと動く様子など。
薄い布地を1枚、外と内との間に挟むだけで風や影を感じることができ、涼を感じさせます。
レースカーテンのこだわり方 1
思い切ってドレープ生地を外してみる。
分厚いドレープ生地は、ボリューム感がどうしても出やすいので、このドレープ生地がなくなるだけで随分と窓辺はすっきりと軽やかになります。
これは夏仕様にカーテンを変えたい時はもちろん、お部屋をすっきりと見せたい時にも有効な方法です。
この時気をつけないといけないのが、ドレープ生地の機能面がなくなって困らないようにすること。
- 光を遮断する
- 熱を遮断する
- 視線を遮断する
カーテンに求められる機能は上記の3つですが、一般的に生地が分厚くなるほど機能性も高くなります。
しかし、現在各メーカー様よりたくさんの機能的なカーテンが販売されていて、レースカーテンでも、透けにくいものや熱を遮熱してくれる省エネタイプのものがたくさんあります。
ご自分の家庭に必要な機能は何かをよく考えて選ぶことが大切です。
レースカーテンのこだわり方 2
レースカーテン+ロールスクリーン
「やっぱりレースカーテンだけでは少し心もとないわ」という方にオススメなカーテンの取り付け方が、レースカーテンにプラス、窓枠にロールスクリーンやブラインドを取り付ける方法です。
お部屋からはレースカーテンしか見えませんが、光の量を調整したい時は奥のロールスクリーンやブラインドをおろします。
レースカーテンのこだわり方 3
レースの取り付け方にこだわる
一般的な窓上に取り付けることが多いカーテンですが、天井から吊るしたり、壁全面を覆ったりすることで、お部屋を柔らかく感じさせることができます。
天井から吊るすことは、お部屋を広く見せてくれる効果もあります。
取り付けたい時は、施工業者さんに下地の有無など確認してもらってくださいね。
レースカーテンのこだわり方 4
レースのデザインにこだわる
最近では、レース生地もデザインも色も、とても豊富です。お気に入りの生地を見つけましょう。
毎年パリで1月に開催される、世界最大級のインテリアの見本市「メゾンドオブジェ」では、世界のインテリアのトレンドが発信されています。そんななかでも、今年は様々な技法を使ったレースカーテンが注目されていました。
少し紹介しますね。
バーンアウト(薬品を使い糸を溶かして柄を表現する技法)
ネット
次回は実例を紹介いたします。