こんにちは、インテリアコーディネーターの辻です。
これまで、お部屋の印象を大きく左右する、壁や、窓の色や見せ方について記事を書かせていただきました。
床の色の基本の考え方
今回から、具体的にお好みのインテリアを作っていってみましょう。
まずは床の色の基本の考え方からみていきます。
下の画像を見てみましょう。
下に行くほど床の色が濃くなっています。
受ける印象はいかがでしょうか?
- 明るい
- ナチュラル
- 優しい
- 柔らかい
- 伝統的
- 重厚感がある
- かっこいい
- シック
あなたのお好みの雰囲気はどれでしょうか?
床はインテリアを考える元
以前も書いたように、面積の大きい床はインテリアを考える元になる部分です。これから新築やリフォームをされる方は、お好みの雰囲気に合わせて床を一番最初に決めるのが一般的なセオリーです。床の色にあわせて残りのインテリアを決めていくと、お部屋はとてもすっきり、綺麗にまとまります。
上の画像はどれも、床と同色系に家具をまとめています。
しかし、賃貸でお住いの方や一度お住いを建ててしまった方は、なかなか床を張り替えることは難しいですよね。
でも、大丈夫です。
合わせていく家具で、インテリアの印象はガラリと変わります。
床と家具の合わせ方で印象は変わる
以下の画像を見てみましょう。
床と同色系のインテリアでまとめて、明るくナチュラルな印象を受ける上の画像に対して、下の画像は、明るい床に濃い色の家具を合わせてコントラストを効かせることで、とてもシャープでモダンな印象になっています。
このように、床や壁など大きな面の色が決まっていても、全く違ったインテリアを作ることが可能です。
- 明るく白いに近い床
- 明るくナチュラルな床
- 中間色の床
- 濃い色の床
それぞれの床に合わせた様々なインテリアを、実際に作っていってみましょう。
次回は、明るく白に近い床に合わせたインテリアコーディネートです。