第12回 機能的で維持管理しやすい収納用品のポイント―収納カウンセラーが教える、毎日の生活を快適に過ごせるための役立つ収納!<全12回>

収納ボックス

S-Life<エスライフ>収納カウンセラーの岸上奈美と申します。全12回を通して皆さまに毎日の生活をより快適に過ごせるための役立つ収納のお話しをお伝えいたします。

第12回目の今回のテーマは、『機能的で維持管理しやすい収納用品のポイント』についてお伝えいたします。

上手く収納出来ない時やちょっと片づけしたい時など、インターネットやホームセンターなどで様々な種類の収納用品が気軽に購入できますが、使ってみたものの、すぐに散らかる、上手く片付けられなかった経験はありませんか?
収納用品を使うことで、かえって出し入れが面倒になり、片付けられない原因になっている場合があります。

例えば、押入れ用のキャスター付き収納ラックに、掃除機を収納したとします。スッキリ収納できて便利そうなのですが、「収納指数」が多くなりがちです。

  1. 押入れの扉を開ける
  2. 収納ラックを引出す
  3. しゃがむ
  4. 掃除機を出す
  5. 掃除機のホースをセットする
  6. 収納ラックを戻す
  7. 立つ
  8. 扉を閉める

ここからようやく掃除がスタートできます。掃除が終わると、出した時と同じ動作で片づけをしますが、「掃除機を出して→使って→戻す」の一連の流れを収納指数で考えると「アクション数」が大変多くなってしまいます。

便利そうと思える収納用品も、使うことによってかえって出し入れが面倒になってしまうことがあります。収納用品を購入する際には、出し入れの際のアクション数を数えてみましょう。

また、ご家族も出し入れしやすいのか?忙しい日や疲れている日など、使うシーンを想定しながら検討してみましょう。そうすることで購入して失敗したといった心配も少なくてすみます。

その他にも収納用品で気をつけたいポイントが、

  • ちょっとしたすき間のスペースに「ここに何かいれよう」と目的もなく購入してしまった収納用品は、使わないモノを溜め込むもとになります。
  • 空き箱やペットボトル、針金ハンガーなどを使った手作りの収納。作った達成感はありますが、見た目も美しくなければ、入れるモノや収納スペースとのサイズが合わないと出し入れが面倒で、維持管理しづらくなります。
  • 素材が粗悪なものは、スグに壊れやすく使いにくいものが多い

既にお持ちの収納用品で、アクション数が多くて出し入れが面倒、入れるモノとサイズが合わないものや、壊れているものはこの機会に見直してみましょう。

良い収納の一例

「棚活用システム」でご紹介した収納ボックス

収納ボックス
ボックスの隅が垂直で、高さと奥行きが同じタイプものを使用する事で、ムダな空間ができずスッキリ収納できます。

リング式フック

リング式フック
S字式のフックと違って、取り出す際にフックが外れる事がないので、ストレスもありません。

Uの字型ブックスタンド

Uの字型ブックスタンド
様々な場所で活用できるUの字型のスタンド
ブッグエンド
重くて量のある本をしっかり支えるブッグエンドとしての活用

上質なハンガー

上質なハンガーを揃えて衣服を収納
質の良いハンガーをそろえることで、衣類の増えすぎを防ぐ事ができます。
また1枚1枚の衣類を大切にする意識が高まります。

衣類の仕切り

衣類の仕切り
幅と奥行が自由に調整できる仕切りは、引出しの開閉の際にずれる事が無く、無駄な隙間もできません。

機能的で出し入れしやすい収納用品は、散らかりにくく維持管理しやすくなります。また、初めにキチンと収納計画をたてて購入することで、買い換えの心配も無く、末長く使用することができます。

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