おうちでもおそとでも。
日常を飾るブランド「TREET」誕生
瀬戸内海に面した香川県三豊市で、100年以上に渡り木材加工業を営む株式会社モクラス。
そのモクラス初の自社ブランドがこの「TREET」です。
モクラスのここまでの歩みと未来
私たち株式会社モクラスは大正3年(1914年)に木材の販売会社として創業し、近年では建材メーカー様の下請け加工業者として、ご依頼のあった製品を正確に、そして忠実に製作することを使命として100年以上に渡りお仕事をしてまいりました。
当然、その長い歴史の中では良い時期も悪い時期もありましたが、お客様との信頼を大切にし、ここまで存続することができたのだと思います。
しかし、ここ数年は前年比で毎年成長を続けられた良い時期ではありましたが、今後確実に人口は減り続け、住宅の数が減り、必要な建材の数が減っていくことは明らかです。
「下請加工業」の課題
近い将来必ず訪れる悪い時期を見据え、2015年に4代目社長として矢野太一が就任してからは「歩みを止めず、常に前へ向いてチャレンジし、いつもアップデートしつづけられる企業」を目指して、様々な挑戦をしてきました。
「下請加工業」という仕事はおもしろい面もたくさんありますが、下記3つの課題があります。
- 自分たちがつくった製品を最終的に使っていただくお客様の顔が見えない
- 建材メーカー様からの発注に頼り、自ら市場を開拓する力がない
- 製造技術の向上に集中するため、それ以外のデザインや営業といったノウハウが残らない
様々な挑戦を繰り返す中で、私たちが今後も成長し続けていくためにはこれらを乗り越えていく必要があると考えました。
「TREET」の由来とコンセプト
「TREET(ツリート)」という名前は私たちが100年超に渡り共に歩んできた「木(ツリー)とともに」という意味です。
「日常を飾る」というTREETのコンセプトは、社員からの発案です。
「モクラスがつくる意味のあるブランド、製品は何なのか?」を社員みんなで追求した結果、「日常を飾る、遊ぶ、楽しむ」ための木を用いたアイテムであれば、自分たちがつくる意味があるのではないかと考えました。
日常の何気ない瞬間を写真に収めたとき、いつもその片隅にはTREETのアイテムが寄り添っているようなブランドを目指しています。
「chabu table」
工具不要・スピーカー付きミニテーブル
自社ブランド「TREET」の新商品第一弾は、外ではキャンプやグランピングに使え、またおうちでもベランダやお庭で気軽にピクニック気分を味わえる組立式のテーブルを開発しました。