こんにちは、インテリアコーディネーターの辻です。

それぞれの床の色に合わせた、様々なイメージのインテリアの作り方をみていくシリーズ。

今回は前回の続きで、「明るく白に近い床」+「ちょっとかわいい北欧インテリア」「ちょっとかっこいい北欧インテリア」を見ていきます。

白い床

まずは前回の復習。北欧インテリアのポイントは以下の5つでした。

  1. 基本はホワイトベースでシンプルに
  2. 木や布などの素材感を大切にする
  3. 柄や色をポイントに
  4. 北欧デザインの家具や雑貨を使う
  5. 照明にこだわる

今回の2つのインテリアスタイルは、前回の北欧インテリアの基本となる「ナチュラルな北欧インテリア」の応用編

「5つのポイント」にある3つ目の「柄や色」をイメージに合わせて選ぶことで作ることができます。

例をもとに見ていってみましょう。

白い床 + ちょっと可愛い北欧インテリア

淡いブルーグレーと幾何学的模様のインテリア
こちらのインテリア、可愛らしいイメージを持つ淡いブルーグレーと、幾何学的模様によってイメージを作っています。
それ以外のラグ、家具や雑貨を全て白にすることで、使った色や柄の効果がよく出ていますね。
白い床の効果を存分に生かしたインテリアとなっています。
使う色や柄以外は、家具なども全て白で揃える
上の例のように、使う色や柄以外は、家具なども全て白で揃えていくということも、可愛いイメージを作るときはポイント。
色や柄が映えてイメージが作りやすいです。
壁一面にお気に入りの柄
壁一面にお気に入りの柄をもってくるのもあります。
カーテンやベッドカバー、ソファなど、大きな面積のものに柄をつける
カーテンやベッドカバー、ソファなど、大きな面積のものに柄を持ってくると一気にイメージが作れますね。
ファブリックパネルを飾る
大きな面積に取り入れるのはハードルが高いなら、クッションやファブリックパネルなど、小物で柄を持って来れば良いでしょう。白がメインのインテリアだからこそ、とてもよく映えます。

まずは、「好き」で選んで大丈夫。ここでのポイントは色を絞ること
例えば上の写真にある、ファブリックパネルの柄が好きで選んだとしたら、他の小物も同じ色で揃えていく。そうすることで、お部屋のイメージはぐっとまとまります。

白い床 + ちょっとかっこいい北欧インテリア

かっこいい北欧インテリアも考え方は全く同じです。

ブルーグレイ+黒でちょっとかっこいいインテリアに。
くすみのあるブルーグレイは北欧らしいカラー。
そこに黒を持ってくると、一気に引き締まります。
スチールなどのクールな素材感を使うのもポイント。
幾何学模様+ブルーでクールなインテリア
幾何学模様も、ブルーと合わせることでクールなイメージを強調。

いかがだったでしょうか?

これまでみてきた白く明るい床は、お部屋全体を白いキャンバスと考えると、そこから自分の好みのイメージを作りやすい床だと言えますね。

これまでみてきた考え方を元に、次回は明るくナチュラルな床を見ていきましょう。

この記事を書いた人

辻ひとみ

香川県三豊市在住。インテリアコーディネーター
暮らしプランニングとして、単なる家具の提案に留まらない、豊かな暮らしをご提案していきたいと思っています。
新築やリノベーションのプランニング、デザイン、撮影コーディネート等

活動内容はインスタグラム。
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