ショールームをプライベートサウナへリニューアルして分かったサウナ屋開業のポイント!

サウナ施設を作るとき、多くの人が「内装」や「かっこいいストーブ」から考え始めます。 ですが実際は消防・法令・電気容量・材料選定など考えないといけないことはたくさんあります。必要なことを押さえていないと、時間もお金も無駄に消費してしまうかも💦

実は、当社の「モクラスサウナ」も、もともとはHARVIAサウナを実際に体験できる『ショールーム』でした。それを今回、公衆浴場法などの許可をすべてクリアし、実際に営業できる『プライベートサウナ』として新たにオープンしました。

今回は、ショールームからプライベートサウナへと進化させる過程で私たちが実際に直面したハードルと、サウナ屋開業までの重要なポイントをリアルな実践例とともにお届けします!

① 物件より先に「消防」と「法令」を確認

RACATI 外観

最初に確認すべきは物件ではなく、その場所でサウナが許可されるかどうかです。 市街地やビル内などでは、サウナ室の構造(防火素材)や床面積(増築の制限)に関する厳しい規制があり、サウナ室を新たに設置することが難しい場合もあります。

モクラスサウナの場合

もともと体験型のショールームをオープンするときにサウナ設置届を提出しており、定期的に消防の点検を実施していました。お客様にお金を払って入っていただく「公衆浴場」へと用途変更・グレードアップさせるにあたり、まずは管轄の消防署保健所に行き、どうすれば「営業許可」が下りるのかを確認しました。

② 消防署と最初に相談すべき内容

モクラスオリジナル オートロウリュ 蛇口とサウナヒーター

電気ヒーターでも火気設備扱いになるため、メーカーの設置基準と地域の消防の基準を確認しましょう。

相談内容:サウナストーブの種類、設置場所、内装材、床面積、水風呂の有無、消火器など。

モクラスサウナの場合

HARVIAのラグジュアリーサウナ(ユニットタイプのサウナ)を導入していたため、「ストーブから壁や天井までの必要な離隔距離」や「周囲の不燃材の配置」などは全てメーカーの基準をクリアしたものでした。お客様が直接ヒーターに触れないように柵が必要だったため、自社で作成したものを設置し、実際に現地で消防の方に確認していただきました

③ サウナに使える材料・使えない材料

消防基準をクリアした耐熱性のあるサウナ室の天然木壁面とデジタル温度コントローラー

ここを間違えると消防NGが出る場合もあります。

NGになりやすい材料

材料理由
合板接着剤が熱で劣化
集成材剥離リスク
SPF材樹脂が出やすい
ビニールクロス熱で変形
一般塗料臭気・有害性

サウナには基本的に耐熱・防熱のものを使用します。地域や設置場所によっては完全に防火のものでないとNGとなる場合もあるので、注意が必要です。

④ 電気容量の見落とし

ハルビア コールドプランジ

9kWストーブの場合、単相200Vが必須です。サウナヒーターの容量が大きくなる場合、三相200vが必要になります。その他にも、オートロウリュ、エアコン、給湯器、照明などが加わると、電気引込工事が必要になることもあります。

モクラスサウナの場合

ショールームで使用していたときからさらに設備をパワーアップさせ、水風呂用のチラー(冷却装置)、オートロウリュシステムを追加しました。営業用として十分な電力を安定して確保できるよう、専用の電気配線工事を徹底しています。

⑤ 換気設計がサウナの質を決める

ハルビア(HARVIA)製サウナ室内の内装デザイン。間接照明に照らされた木製壁面とベンチ

サウナは換気で質が決まると言われます。給気と排気のバランスが悪いと「息苦しくてあついだけのサウナ」になります。

モクラスサウナの場合

HARVIAのラグジュアリーサウナは空気をストーブ下から取り入れ、温められた空気が室内を循環して対角線上から排気されるよう、給排気の位置が計算されています。これにより、息苦しさを感じない、熱いだけじゃない極上のサウナ室を実現しています。

⑥ 保健所の許可(公衆浴場法 )

公衆浴場法の許可基準をクリアした、モクラスサウナの脱衣室にある温かみのある木製ロッカー

サウナは多くの場合、公衆浴場法の対象になります。図面提出・設備基準・水質管理表などが必要です。

モクラスサウナの場合

今回のニューオープンにおける最大の山場が、この「公衆浴場法」の許可取りでした。保健所の担当の方と何度も連絡を取り、公衆浴場の許可に必要な書類を用意していきました。

モクラスサウナでは「ご家族やパートナーと男女一緒に入れるプライベートサウナ」を実現したかったのですが、日本では公衆浴場法により、脱衣室、浴室、入浴エリアの男女区分が原則求められています。

そこで、保健所の担当者様と何度も打ち合わせを重ね、「完全な貸切空間であること」「脱衣室は男女別であること」「水着着用」など、特例が適用されるためのルールを考え構築し、無事に『男女同室で利用できるプライベートサウナ』としての許可を取得しました。

⑦サウナ施設のコンセプト選定

モクラスサウナ 展示場

サウナ検索サイト「サウナイキタイ」では、登録施設数が10,000件超とされています。

ただサウナを作るだけでは選ばれない時代に突入したのではないかと思っています。他のサウナ施設と差別化できるものを考え、選んで行くことが大切です。

モクラスサウナの場合

サウナの本場フィンランドで世界シェアNo.1を誇る「HARVIAの正規ディーラー」だからこそ、他の施設ではなかなか体験できないHARVIA製品を設置しました。また、香川県ではあまりないプライベートサウナにすることで、家族やカップルなどデートにも最適な場所となりました。

よくある失敗TOP5

モクラスオリジナル オートロウリュ
  1. 電気容量不足
  2. 換気ミスで暑いだけのサウナ
  3. 材料選定ミスで消防NG
  4. サウナ選定ミスで集客できない
  5. 公衆浴場法などを知らずに工事してやり直し

モクラスサウナの場合

私たち自身が「ショールーム」から「実際の公衆浴場」へと施設を進化させる過程で、これらの落とし穴や法令の壁を一つひとつクリアしてきました。自社でリアルに体験し、行政との交渉や設備の課題をクリアしたからこそ、これからサウナを作りたいお客様に対して、どこよりも具体的で実践的なアドバイスが可能です!

リアルな成功例を「モクラスサウナ」で体験しませんか?

ハルビアサウナショールーム

「ショールームからどうやって公衆浴場の許可を取ったの?」「実際の設備を見てみたい」という方は、ぜひ新しく生まれ変わった「モクラスサウナ」へお越しください!

当施設は、世界シェアNo.1ブランドであるHARVIAのサウナを体験できるショールームでありながら、実際に公衆浴場法をクリアして営業している「本物のプライベートサウナ」です。

営業用サウナの裏側を解説

「サウナ施設を開業するにはなにが必要?」「オートロウリュややチラーの設備はどうなっている?」といった、図面や普通のショールームでは見られない「リアルな店舗設計・施工の工夫」を、現地で直接ご説明します。もちろん、プライベートな空間で最高のととのいも体験していただけます。

見て、触って、実際にサウナに入り、最高のととのいを体験した上で、サウナ導入や開業の計画を納得して進めることができます。

展示場の見学、サウナの体験は予約制となっております。 ハルビアサウナショールーム香川三豊(モクラスサウナ)の詳細は、下記ページからご覧ください。

ハルビアサウナショールーム香川三豊の詳細はこちら!

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この記事を書いた人

モクラス

お客様から製造依頼を頂いた、住宅内装建材を製造する製造メーカーです。
全ての加工を自社で行う事により、お客様の新商品の企画から販売開始までを短時間で実現する事ができます。