こんにちは。インテリアコーディネーターの辻です。

前回、「壁の色を変える」実践編をお届けしましたが、今回は壁の見せ方についてです。

インテリアを考える中で「ビューポイント」を考えることも、とても大切です。

「ビューポイント」は簡単にいうとインテリアの見せ場のこと。

ビューポイントはさらに2つのポイントで考えていきます。

  • どこに持っていくか
  • どうみせるか

壁の色でビューポイントを作る

そもそも「壁の色を変える」ということも「ビューポイントを作る」ということ。

下の2つの写真を見てみて下さい。

つまり、「ビューポイントをどこに持っていくか」でご家族も含めてその空間に来た人の視線を操作し、また、「そのビューポイントをどう見せるか」によって、その空間の印象を作り上げるのです。

お家全体の模様替えやリフォームはなかなかできなくても、ビューポイントを作ると、そのお部屋のイメージを作る効果は抜群です。お手軽にお部屋のイメージを変えたり、季節感を出したり、気分転換することができるので、とってもオススメです。

壁を飾る

壁の飾り方の例を少しみていきましょう。

サイズの違ったフレームを縦と横のラインを揃えるように並べた様子
サイズが違っていても、縦と横のラインを揃えるとスッキリまとまります。

応用編

複数の写真をメッセージの周りに貼った様子
真ん中にあるメッセージを中心に写真を貼っています。

ちょうど新学期の始まった4月。1年間の思い出を壁に飾ってみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

辻ひとみ

香川県三豊市在住。インテリアコーディネーター
暮らしプランニングとして、単なる家具の提案に留まらない、豊かな暮らしをご提案していきたいと思っています。
新築やリノベーションのプランニング、デザイン、撮影コーディネート等

活動内容はインスタグラム。
#暮らしプランニング