S-Life<エスライフ>収納カウンセラーの岸上奈美と申します。
全12回を通して皆さまに毎日の生活をより快適に過ごせるための役立つ収納のお話しをお伝えいたします。

第4回目の今回のテーマは、モノが片付く5つのステップ『STEP1 モノを持つ基準を自覚する』についてお伝えいたします。

『モノが片付く5つのステップ』は、整理収納の第一人者・収納カウンセラー 飯田久恵先生考案のもので、快適な収納を実現するための収納の考え方になります。

『STEP1 モノをもつ基準を自覚する』では、自分にとってこれからの暮らしで何が必要で、何が必要でないのかをハッキリさせて、要らないモノを手放すための基準を持つからスタートします。

モノが減らせない理由は具体化ができていないから

収納で悩んでいる方の原因の大半は、住まいの収納スペースに対してモノが多すぎることです。
「家の広さ」「収納スペースの広さ」「ご家族の人数」など住まいの状況により、持っているモノの量もアイテムも違ってきます。全てのモノを上手く収納したいと思っても、収納スペースには限りがありますので、多すぎるモノは減らさなければいけません。

ただ、実際にモノを捨てる作業の際に、思ったようにモノが捨てられずに困った経験はありませんか?

例えば、下記のケースなどです。

  • 買った時に高かったから
  • いつか使うかもしれないから
  • まだ使えるから
  • もったいないから
  • 思い出があるから

捨てるかどうかの判断に迷った際に考えて頂きたいのが、『これからどう暮らしていきたいのか?』『何を幸せと感じるのか?』を具体化させる事です。

例えば、下記などです。

  • 共働きなので、お料理や後片付けがラクなキッチンにしたい
  • 掃除や片づけがしやすい家にしたい
  • 子供が自分の事は自分でできるような子供部屋にしたい
  • インテリアを楽しめるような家にしたい
  • いつでも人を招けるようにしたい

これからの暮らしを具体的にイメージする事や将来のライフプラン、これからの目標など、より具体化させる事で「何が要るモノで、何が要らないモノなのか」の判断基準が明確になってきます。

一つひとつのモノと向き合って見えてくるもの

収納がすっきりと収まっているきれいな部屋のイメージ

多すぎるモノをチェックして要らないモノを捨てる作業は時間がかかりますが、一つひとつのモノと向き合うことで、自分やご家族のモノに対する価値観、気持ち、癖、こだわり、これまで何故捨てられなかったのかが少しずつ見えてきます

モノを捨てる際にも「もったいないことをした」「これからは同じ失敗をしないように気をつけよう」と反省するキッカケとなり、今後はモノを大切にしようという気持ちも生まれます

要らないモノを捨てることは、これからモノをムダにしない暮らしにもつながってきます

捨てる作業へスムーズに繋げられる

また、STEP1で要らないモノを捨てる基準がハッキリすれば、次の『STEP2 要らないモノを取り除く』の作業で、モノが捨てられなくて作業がストップしてしまうことも少なくなり、その後の作業もスムーズに進みます。

『モノが片付く5つのステップ』で重要なポイントは、必ずSTEP1から順番通りにSTEP5 までの作業を最後まで続けることです。各ステップを順番通りに確実に作業を進めていきましょう。

次回は、モノが片付く5つのステップ『STEP2 要らないモノを取り除く』を解説していきます。

この記事を書いた人

岸上奈美

S-Life<エスライフ> 収納カウンセラー

整理収納の第一人者・収納カウンセラー飯田久恵氏より「飯田久恵式収納理論」の指導を受け、中四国初の「収納カウンセラー」として資格を取得。
片付かなくてお悩みの方に、リバウンドが無くスッキリ片づき、より豊かで快適な生活を目指した収納プランニングや収納セミナーを実施しています。